11月11日(金)午前、糸満市にあるカサイエレック株式会社さんを視察させて頂きました。カサイエレックさんは、電力会社向けの監視システムの設計、製造、販売などを手がけ、沖縄事業所では、最新のデジタル技術や産業用ロボットを体験できるロボット関連施設「沖縄デジ・ロボ・ラボ」を2022年1月に開所し、県内企業向けに最適なデジタル化・ロボット化システムを提供しています。本日も、代表的な事例としてユニクロで活用されている無人レジシステムの「RFIDタグ」の仕組みなどご説明頂きました。このタグの活用により、棚卸や在庫管理などが見える化されているとのこと。他、産業用ロボットといっても実際に自社で「どのように活用できるのか?」などこのラボで体験しながら企業の方と一緒に、沖縄県の市場の特性を理解したうえで、例えば大きな費用をかけてシステムを組むのではなく、一部の工程だけを自動化する。いかに顧客と妥協点を探るかが重要だとのお話も伺いました。神奈川県においても、さがみロボット産業特区の取組みにより、生活支援ロボットの普及・定着化促進を行っています。今後、委員会等を通じて県の取組みへの提案を行って参ります。