石川(裕)委員  次に、市町村や関係機関との連携強化の推進、これも県所管域というところでございます。先行会派では、警察との情報共有等々について質疑がありましたので、私のほうは教育のほうで質疑をさせていただきたいというふうに思いますけれども、先ほど先行会派の質疑の中で、SNSの相談、子供の周知でカードを中学生全員には配布しました、1、2年生には配れました、3年生以上はコロナの影響で配れませんでしたみたいな御答弁がありましたけれども、いま一度その点について、それでよかったですか。

子ども家庭課長  先ほど、コロナで感染の媒体になる可能性が高いということでの御回答をさせていただきました。また、コロナ禍においてそういう状況もあるのに加えて、中学生以上のスマートフォン等の所持率、非常に高いということで、まずは優先的に、中学生以上に先にお配りさせていただいたといった面もございます。

石川(裕)委員  今の御答弁です。子どもみらい局からの御答弁ですけれども、これ教育委員会として、やはりそういうことなんですか。

支援部長併子どもみらい担当部長  このカードも含めて、児童虐待防止に当たっては小学生、当該の学年の子供たちに対しても、学校、教育委員会としては、本当に細心の注意を払って防止に努める必要がある。また、子供たちからのSNS相談についても、確かに中高生に比べれば所持率低い状況もありますが、対象としては、そうしたお子さんたちにも情報がしっかりと届くように、教育委員会としても連携、協力して取り組んでまいります。

石川(裕)委員  今の御答弁は分かるんですけれども、全体的なこととして。今、私、先ほど御答弁があったカードの件で、小学校1、2年生には配れました。3年生から6年生ですよね、中学生以上に配ったと言われている。3年生から6年生にはコロナの影響があって、コロナの媒介というんですか、そういうこともあって配れませんでしたと。中学生は、確かにスマホとかの利用率、高くなってくると思います。でも今子供でも、6年生、5年生でもスマートフォンを持っている子供たちもいらっしゃいますし、そういう中で1、2年生には配れた、3年生から6年生には配れなかった、そこが私は問題だと思っていて、これは教育委員会として事実なんですかという確認。

支援部長併子どもみらい担当部長  教育委員会として事実なんですかという部分については、これは現実、実際問題、その学年にそのカード自体を配っていないと。現段階において配っていないということでございます。自分の認識としては、現段階においては、まだ配布ができていないという認識でございます。

石川(裕)委員  3年生から6年生に関しては、届いてはいるけれども配っていない。1年生から2年生には、届いたけれども配った。それが教育委員会としての。

支援部長併子どもみらい担当部長  すみません、言葉足らずで申し訳ございません。教育委員会のほうに届いてはいるけれども、配っていないという状況ではないということでございます。

子ども家庭課長  カードそのものを小学校3年生からの6年生の分については、こちらから教育委員会のほうに配布のお願いをしていないといったところで、教育委員会のほうでは、それはカードのもの自体をお持ちになっているわけではありません。  こちらから御案内をさせていただいたのがカードの電子データです。これが県のホームページのほうにも掲載をして、普及啓発を図っているところなんですが、こういった情報について教育委員会のほうには、各小学校での周知をお願いしたといった次第です。

石川(裕)委員  ちょっとよく分からないんですけれども、1、2年生は、ごめんなさい、ここで時間を取るつもりは全くなかったんですけれども、1、2年生は、教育委員会の人は受けてくれて、先ほど答弁、配りましたという御答弁だったじゃないですか。確認をさせてもらいました。それは教育委員会を通して配ったんじゃないですか。

子ども家庭課長  はい。そのとおりです。

石川(裕)委員  3年生から6年生は、教育委員会に言ったら断られたんですか。

子ども家庭課長  断られたのでは全くなくて、こちらも3年生以上の部分をお願いするときに、感染拡大が非常に第5波のピークを迎えていたということがあって、今3年生以上にお配りするのは控えているという状況の中で、そういった電子データでここに掲載がされているという情報については、先に御通知をさせていただいているという状況です。

石川(裕)委員  分かりました。ということは、まず子どもみらい局の中で止まっている。止まっていたというか、そこで判断されたという理解でよろしいでしょうか。

子ども家庭課長  そのとおりです。

石川(裕)委員  御答弁の中で、先ほどの報告の中でいけば、ちょっとそういうふうに取られかねないところがありましたので確認をさせてもらいましたけれども、ということでいけば、それはやっぱりこのコロナ禍で児童虐待というものを、児童虐待だけじゃないですけれども、様々な課題が上がってきている中で、そこをやっぱり積極的に、私は教育委員会に対してもお願いをするべきだったと思います。これは子供のことを考えて。そして、そういう児童虐待を1、2年生にはできて、3年生から6年生にはそれを遠慮してしまったというところの私は、意味がちょっとよく分からないんです、正直。でもぜひ、今からでも遅くないですから、今日一緒に委員会の中で携われているわけですから、こういうところはしっかり連携を取ってもらって、小学生の3年生から6年生の子供たちにも、その保護者に対しても、そういうカードがしっかり届くようにしていただきたいということを要望して、質問を終わります。