石川(裕)委員 続いて、かながわPayについて伺ってまいりたいと思います。先行会派でも質疑がありまして、PayPayはなぜのしないというような御報告もありました。そしてまた、どういう世代の方、そしてどういう業種で利用条件があるのかという御報告もありましたけれども、まず、かながわPay、今、第1弾、ホームページがあると思います。これは第2弾に向けて、私は一応御質問させて、確認をさせていただきますけれども、この内容の確認、この内容について、合っているかどうかみたいな、そういう内容の確認というのは、仕様書上はどちら、県ですか。それとも委託業者ですか。中身の確認です。

中小企業支援課長 ホームページの内容の確認ということでよろしいでしょうか。基本的にはホームページは委託業者がつくっておりまして、それに対して当然県も確認をしているところでございます。

石川(裕)委員 仕様書上はどうなんですか。

中小企業支援課長 仕様書上は委託業者が作成するということになっております。

石川(裕)委員 作成は、委託業者さんは分かっているんですけれども、私、これから中身をしますけれども、この中身の確認を、じゃ、具体例を一つ挙げて、見られる方は見ていただければと思いますけれども、神奈川県の対象店舗というのが見られる。一覧。対象店舗検索みたいなもので見られますよね。そういう中でいろんなカテゴリーがあって、飲食だとか、ドラッグストアだとか、ショッピングだとかというのがあります。例えばその他というところを見ると、今、私、開いていますけれども、一番最初に開くのは210。次が207。次が217。これ、開いていけば分かるけれども、タクシー会社なんですよ。どうもこれ、210と見るだけで、これはタクシー会社と分かる人というのはどれぐらいいるんですか。そういう中身、利用者側から見た中身の視点というのは、どこがチェックしているんですか。

中小企業支援課長 その他というカテゴリーですけれども、御指摘のようにタクシーが多く入ってございます。その中身の確認は、当然私どもがやっておりまして、現在そういったその他以降ごちゃっとなって
しまっているところは、今後改善をしていきたいというふうに思っております。

石川(裕)委員 その改善もあれですけれども、第2弾が始まるところですから、是非改善した上で第2弾は進めていただきたいというふうに思いますけれども、この数字が210とか二百何とかとあって、号車の話だと思いますけれども、タクシーの。これが7ページまで続いているわけですよ。ずっと。その後、飲食店がまた入ってきてみたり。飲食店というカテゴリーもあるんですよ。でも、またこのその他のところに飲食店と。今度また進んでいくと、コスモ交通何号車、何とか交通何号車、ということで、7ページ、8ページを見ていただければ、そういうふうになっています。こういうことが、これ、件数、例えば分からないですけれども、210とか207とか、このタクシー一台一台がこの件数、1万8,000件に入っているということなんですか。

中小企業支援課長 委員お見込みのとおりでございます。

石川(裕)委員 普通こういうところでいけば、何とか交通という会社のタクシー、普通、まあ分かりませんけれども、そのタクシー会社が抱えている車、それは全部登録されていると思うんですよね。何号車、何号車と一々やらなくても、例えばイシカワ交通だとか、カナガワ交通だとか、分からないですけれども、そういう企業で、見る側から見れば、使用者側から見れば、そういう配慮が私は必要だと思うし、例えば私の麻生区のところでユリガオカというところがあって、百合の間に片仮名のケが入る場合というと、百合丘のケが入らない場合。これでもう店舗検索が変わってきちゃうんですよ。これは、やっぱり申請を受け付けているときに、その百合ヶ丘の駅というのは、ケがつく百合ヶ丘と出ているんです。といったときに、検索で百合ヶ丘駅とすれば、その百合ヶ丘の、新百合ヶ丘も含めて出てきます。ケを入れなかったお店はもう出てこないんです。こういうシステムも、きちんとどこかで判断をするべき、若しくは指摘をするべきだと思うんですけれども、こういう課題は今まで上がってこなかったんでしょうか。

中小企業支援課長 第1弾を実施している中で、地図の検索がしにくいとか、キーワードによる検索がしにくいというお声は頂いておりました。消費者の方からも頂いておりましたので、第2弾に向けましては、鋭意、今、改善しているところ、改善済みのところもございますけれども、そういったお声を少しでも改善に結びつけていくような形で、今、取り組んでいるところでございます。

石川(裕)委員 第2弾までにそこら辺の修正をきちんとしていただくということは、お約束いただけないでしょうか。

中小企業支援課長 全てが全てニーズにかなったものになるかというお約束はできませんけれども、できる限りの中で、消費者の方が見やすい、検索しやすい形で改善を図っていきたいというふうに思っており
ます。

石川(裕)委員 今、御答弁いただきましたけれども、使用者側、使う側の立場に立って、是非このホームページを作成する委託業者に任せただけじゃなくて、そういう使う側の立場に立って、是非こういうものをつくっていただきたいということを強く要望し、第2弾ではその点が改善されることを期待しています。そういう中で、かながわPayの先ほどの先行会派での質疑の中で、1万8,000件、事業者数等々の報告もありました。年代別で20代、そして60代、この辺がまだ弱いねというようなお話もありました。今、神奈川県では、所管がもしかして違うかもしれませんけれども、GoToEATかながわというものが事業として神奈川県内に、今日の新聞でも、これが延期、延長されて、9月まで使えるようになった。利用期限が8月15日までだったものが、9月30日まで延長するというような報道もありました。今回、そのかながわPayでも飲食店が使えますよね。GoToEATかながわでも、これは飲食店が使えるようになっているんですけれども、圧倒的にGoToEATかながわで使える飲食店というのは多いような気がします。実際にかながわPayが使える飲食店というのは非常に少ないわけです。業種別の利用状況でいくと、ショッピングが43%で、ドラッグストアが16%というような御報告も頂いていますけれども、飲食は11%、かながわPayを使っている中で。GoToEATはこれだけ使えるところがあるにもかかわらず、飲食店が、今、かながわPayを導入しない課題というんですかね、飲食店でのかながわPayが利用できる飲食店が増えない課題というのは、どのように捉えられていますか。

中小企業支援課長 恐らく飲食店に限らずだということだと思うんですけれども、キャッシュレスに対する、特にスマホで決済をしていくキャッシュレス、QRコード決済のキャッシュレスというのが、なかなかまだ浸透していないのかなというところがありまして、飲食店の方も、例えばキャッシュレスをやっていてもクレジットだけだよとか、そういった形でQRコード自体の普及ということが課題の一つになっているかなというふうに思っております。

石川(裕)委員 ちょっと質問とあれですけれども、ちょっと時間もあれなので先に進みますけれども、そういう中で、GoToEATかながわをやる事業の条件に、マスク飲食認証制度を取得すること、これが一つ条件になっています。一方、かながわPayの飲食に関しては、マスク飲食認証制度、これは条件になっているんでしょうか。

中小企業支援課長 かながわPayの場合は、感染防止取組書を取得している店舗ということが条件になっております。

石川(裕)委員 これは、同じ飲食、GoToEATかながわ、やっている事業は違いますけれども、そういう中で、今回かながわPayは使ってもらうことは大事ですけれども、そういう飲食のところで、知事も、先ほど浦道委員から話があったとおり、飲食の場じゃないからというようなことが、発言が知事からあったという中で、第2弾においては、いろんな事業者がかながわPayはありますから、飲食店だけにそれを求めるというのはどうかと思うんですけれども、そのマスク飲食認証制度、この扱いはどう捉えられているのか。

中小企業支援課長 感染防止対策取組書を取得している店舗、それは飲食に限らず、かながわPayの場合は小売等もありますので、それを条件にはさせていただいております。本当に感染防止対策取組書とマスク飲食、ほぼ飲食店であればかぶっているところがございますので、飲食店であればほぼ,多くの事業者の方が両方取っているのかなというふうに考えております。

石川(裕)委員 今の御答弁はちょっと乱暴かなというふうに思います。時間ですのでまとめますけれども、私も地域で飲食店の方々とお話をさせていただく機会は、非常に今回コロナという状況下でたくさんありました。そういう中で、今回かながわPayをやっていただいたり、私は川崎市のほうの麻生区選出ですから、川崎市が商品券で支援をしてくれたり、そしてGoToEATかながわがあったり、いろんなものをやっていただいていることは、飲食店の方は非常に感謝をしている部分があります。ただ、同じ時期に同じようなことが、もういろんなことがあって、受ける飲食店の皆さんも少し大変だし、それよりも今よりも先、これから先がどうなっていくのかという心配が、このかながわPayがなくなった、若しくはGoToEATかながわがなくなったその先の支援がどうなのかということを心配されている声があったということを御報告させてもらいます。それと、マスク飲食認証制度、感染対策取組書、違いますよ。飲食店の皆様から見たら、両方、お酒を出すためとは言っちゃいけないな。マスク飲食のことをやる認証制度はありましたけれども、そのときにはアクリル板を設置して、そうしたら二酸化炭素の濃度のあれを設置してほしい、換気をしてほしい、いろいろ言って指導というか、情報をアナウンスがあったと。しかし今、落ち着いてきたときに、じゃ、アクリル板、一生懸命やっているお店はまだアクリル板もセットしているし、空間も、席数も間引いて営業しているお店もあります。一方で、GoToEATかながわをやっている飲食店であっても、アクリル板を外し、その空間をもうコロナ禍前と同じような状況で営業をしていると。でも、GoToEATかながわの条件は、マスク飲食認証制度、これはもうあってないような、そういう状況に、今、現場はなりつつあるわけです。是非こういう飲食店からの要望を、この産業労働局としてコロナ対応のいろんな会議があると思いますので、そういう統一的な、こういう声があるんだということを、是非飲食店の声を拾っていただいて、届けてもらいたいんですけれども、いかがでしょうか。

中小企業支援課長 かながわPayの事業、そしてGoToEATかながわ、これは国の委託事業ですけれども、県の窓口は中小企業支援課になっております。また、協力金も中小企業支援課が所管しておりま
すので、そういったところはしっかりと横のというか、課内の、部内のところはしっかりと情報共有して、機会を捉えてそういった産業労働局としても発信していくことは検討したいというふうに思っています。

石川(裕)委員 終わります。