11月16日(水)午後、経済・環境対策特別委員会特別委員会にて豊田市及びとよたエコフルタウンの視察を行いました。豊田市は、自動車産業を中心とした「ものづくりのまち」でありながら、広大な森林を有する農山村と都市とが共生する中核市であり、その割合が日本の縮図と言われているとのこと。同市では、環境モデル都市としてエネルギーの地産地消モデルの構築、次世代型低炭素交通システムの導入など「低炭素社会」の実現を目指して取組を推進しています。さらに令和元年に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、脱炭素社会に向け、再エネ・省エネ化の推進に加え、CO₂排出抑制につながる最先端技術の開発に実証実験を通じて寄与しています。神奈川県においても、2050年脱炭素社会の実現を目指して、徹底的な省エネを前提に再エネ、電化、DXをキーワードとして取組の推進をしていく方針としており、先進的な取組みについて豊田市担当者からお話を伺わせて頂きました。
 その後、とよたエコフルタウンにて、豊田市のCO₂ 削減に向けた取組やエネルギー利用の最適化の集中的に見える化・情報発信を図るためのエコな未来の暮らしや最新の環境技術を体験できる低炭素社会モデル地区を視察させて頂きました。平成31年から豊田市のSDGsの発信拠点としての役割も果たしています。丁寧なご説明を頂きありがとうございました。