本日、神奈川県教育委員会より「県立高校の再編・統合による適正配置について」発表があり、対象校として「麻生総合高校」が挙げられています。
 少子化社会における県立高校の適正配置を進めるため、実施計画(全体)で示した次の考え方に基づき再編・統合に取り組みます。
【再編・統合による配置の考え方】
○ 県立高校改革の計画の全期間を通じて、次の考え方に基づき再編・統合を行います。
・ 公教育の保障の観点から、生徒数の動向に対応した学校数・学級数を確保
・ 全日制進学率の向上を図るため、必要な定員数を確保
・ 全県を隣接する旧学区※1を組み合わせて区分した5つの地域を基本に再編
・ 中学生の進路希望や高校タイプ等の地域バランス、生徒の通学利便性などに配慮した適正な配置
・ 校舎の状況や適正な学校規模への拡大の可能性などの視点から、計画的な適正配置をめざした再編・統合
・ 学校を核とした地域づくりの視点を勘案
※1 「神奈川県立の高等学校通学区域規則」(平成16年12月31日廃止)により平成2年度から定められた通学区域のこと
○横浜北東・川崎地域における再編・統合(予定)
再編・統合対象校:田奈高校、麻生総合高校  ※田奈高校の敷地、施設を活用
再編・統合後の高校:単位制による全日制の課程 総合学科(総合学科はクリエイティブスクールとして設置)
再編・統合の内容
<めざす姿>
・ 再編・統合後は、これまで両校の教育活動を踏まえた地域における新しい高校として、総合学科(クリエイティブスクール)に改編し、きめ細かな生徒支援と将来の就職等に向けた職業指導など、幅広い学びの実現を図ります。
・ 両校がこれまで取り組んできた地域連携等の取組みを生かすとともに、生徒の自己実現を支援する体制を構築し、生徒一人ひとりの目的意識を持った進路選択を実現します。
・ 生徒一人ひとりに目配りができるよう、1クラスの人数を30人程度で編制し、複数担任制を取るクリエイティブスクールのシステムを継続して採用することできめ細かな支援を実施します。
<再編・統合の進め方>
・ 田奈高校は、令和7年度入学生まで普通科(クリエイティブスクール)の募集を行い、令和8年度入学生からは新校として、総合学科(クリエイティブスクール)の募集を開始します。
・ 麻生総合高校は、令和8年度以降の入学生の募集を停止します。(令和8年度は2、3年次生、令和9年度は3年次生が在籍します。)
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