令和2年4月、文教常任委員会にて「学校休業が続く中での、中学3年生、高校3年生の進路準備について」質疑を行いました。

石川(裕)委員
中学3年生の生徒をお持ちの保護者の方から、これから、通常ですと6月に公立展あり、そこに行って県内いろいろな学校が制服や雰囲気などどのような校風かなどを調べ、その後、生徒が夏に向けて、その学校の説明会を直接見に行くというようなことを伺っている。今回、この先の状況にもよるが、学校の説明会はどのようになるのか。

高校教育課長
お話しございましたとおり、神奈川の高校展の一環として行っております全公立展については、主催者である神奈川新聞社より、この状況では開催が厳しいのではないかというな見通しが伝えられてきている。最終的には、高校展の実行委員会で実施の日程は決まると思うが、万が一中止となった場合は、委員御指摘のとおり、中学生にもそういった学校案内を機会に、非常に貴重な機会でございますので、何らかの代替策を検討することが必要であると認識している。また、各学校において、そういった機会が少なくなったということであれば、学校再開後、可能な限り各学校が単体で行っていく学校説明の機会、あるいは学校のホームページの充実を働き掛けていく。

追記 全公立展は中止が決定しました。

石川(裕)委員
今、高校3年生の生徒において、1学期がどういう状況になるか分からないが、成績のつけ方、これが将来の進学や就職、そういうところにつながっていくと考えるが、この点についてはどのように考えられているのか。

高校教育課長
今現在、家庭学習の期間となっているが、家庭学習の課題については、各学校で教科の指導計画、それにしっかりと位置付けられるものを与えて、評価につなげることができるようなものということで、各生徒に課題に取組をさせている。今後、再開の時期、今のところ見通せないところだが、仮に臨時休業がもう少し長引いたとしても、そういった課題を与えていく中で、それぞれの課題の成果、それを各教科の目標に照らして、観点別に評価をする形で一定成績評価をすることができるような想定で各学校は課題を作成しているものと承知している。