9月6日(金)本日から神奈川県議会第3回定例会が12月18日までの104日間で開催をされます。今日は、黒岩知事より来年度の財政見通しなどの提案説明が行われました。
その中で、県税収入は、地方消費税は税率引上げの影響により増収となるものの、世界経済の先行きの不透明感から企業収益の回復が見込めず、税交付金等を含めた実質ベースでは減収が見込まれまるとの説明ががあり歳入全体としては大幅な減額となる見通しと説明がありました。
歳出面では、急速な 高齢化や幼児教育・保育の無償化などにより、介護・医療・児童関係費が増額となる見込みとなり令和2年度は、現段階で概ね 700億円の財源不足が見込まれ、前年度より更に財源不足額が拡大し例年以上に厳しい状況にあるとの説明も…。
この厳しい財政状況で、あらゆる施策・事業についてスクラップ・アンド・ビルドを徹底するとともに「証拠に基づく政策立案」、成果を重視した予算編成を行う必要があると考えているとの提案がなされました。
まさに、前回に一般質問で行った県税の使い方を考える取組みであり、今後もこの点をしっかりと注視して参ります。