11月14日(水)静岡県立がんセンターとファルマバレーセンターにお伺いさせて頂きました。平成14年に診療を開始した静岡県立静岡がんセンターは、「治し、支える医療」の病院として、ロボット外科手術・陽子線治療等の「先端医療」、よろず相談・緩和ケア等の「患者家族支援」の拠点となっています。病床数は603床(うち緩和ケア50床)であり、医師中心の医療から、医師、看護師、他の職種が対等の立場である多職種チーム医療を行うことにより「医師は診療に専念できる」など、働き方の改革を含めさまざまな取組を行っています。本日、ご多忙のなか山口総長から直接お話を伺う機会も頂戴し、大変貴重なお話を聞かせて頂きました。陽子線治療の現場も見学をさせて頂き、神奈川県の進める重粒子線治療とは違う形でのがん治療のあり方を伺いました。

静岡県立がんセンターを中心に、静岡県が進める「ファルマバレープロジェクト」の中核的推進機関である「ファルマバレーセンター」も視察をさせて頂き、静岡県の中小企業と連携した医療器具を中心とした製品開発支援などで、ファルマバレーから生まれた製品などの説明を受けました。地域の企業と一緒に発展を進めていく取組においては、県が川崎に推し進めるライフイノベーションセンターにも活かす(活かしてほしい)取組であると感じております。
ご多忙のなか、ご準備・ご説明を頂いた皆さまありがとうございました。