2839600310月10日(土)午前、川崎市麻生区内にある「神奈川県立麻生養護学校」を視察しました。当日はPTAによる開校10周年イベントが行われていましたが、その貴重なお時間の中で、校内を見学させていただきました。生徒数300名(分校舎含む)を超える「麻生養護学校」。教職員も約200名に方が勤務されているとのことです。旧柿生高校跡地に建設された校舎は、フロアごとに学年が分かれていて、ほかに屋内プール・体育館・会議室、肢体不自由部門教室、食堂、生活体験家庭科室等がありました。校舎を初めて見させていただきましたが、生徒たちに合わせた「教育の場づくり」のご苦労を感じさせていただきました。しかし、校長先生からは「家族」の方が一番大変。少しでも家族の方が安心して子供を預けられる学校にしていきたいという言葉がとても印象的でした。高校部は卒業後を見越し、陶芸やパン作りなど職業体験に近い活動も行われていて「自立」に向けての指導も行われていることもお伺いしました。

県教育委員会は、今後「インクルーシブ教育」を進め、かつ、「えびな養護学校の開設」、平成32年度に向けては横浜北部地域に養護学校新設の予定をしています。障がいを持つ子どもとそうでない子どもの垣根を越えて学習・生活することは、生徒同士、子ども同士さまざまな学びがあると思います。文教委員会等でしっかりと発言をして参りたいと思います。関係各位の皆さまご協力ありがとうございました。14444434836941444443354215