石川(裕)委員
 次の質問をさせていただきたいと思います。次に、特別支援教育の充実について質問をさせていただきます。いろいろありますけれども、まず、スクールバスの問題について質問をさせていただきます。平成26年度、スクールバスの運行事業費は、約8億3,000万円という支出になっておりますけれども、予算概要の中では、5校に5台を増車して、60分を超える長時間乗車の解消や乗車できない児童・生徒の状況を改善すると記載されています。まず、このことについて状況は改善されたのか、また十分な台数を確保されているのかということをお伺いしたいと思います。
特別支援教育課長
 スクールバスの増車につきましては、増加しております乗車対象の児童・生徒に対応するために、平成23年度から平成26年度にかけて計画的に21台のバスの増車に取り組んでまいりました。平成25年度では98台であったスクールバスにつきましては、平成26年度に5台増車しました。計103台のスクールバスで運行することになりまして、乗車を希望する児童・生徒が全員乗車できるとともに、60分を超える長時間乗車は解消されたと考えております。現在、十分な台数を確保できると考えております。

石川(裕)委員
 その中で、今日も海老名支援学校の校長先生が決まったというお知らせを頂きましたけれども、海老名支援学校の開校が予定され、そしてまた、スクールバスもそこで走ると思うんですけれども、そういう中で、このスクールバスの運行事業者ですか、委託をされていると思うんですけれども、これはどのように決まっているのか。こういうのは、例えば、何年契約とか、そういう契約をされているのかお伺いしたいと思います。
特別支援教育課長
 海老名支援学校のスクールバスにつきましては、新規導入4台、他校からの付け替え1台、5台での運行を予定しております。業者の選定につきましては、地方自治法第234条による一般競争入札での契約者が決定されております。また、他校からの付け替えに当たりましては、現行契約者と事前公募の上で随意契約を行う予定でございます。契約の期間でございますけれども、新規の導入に当たりましては長期継続契約で8年間という形になっております。

石川(裕)委員
 今回、4台増車して1台付け替えということなんですけれども、1台増車するのに大体どれぐらいの予算がかかるんでしょうか。
特別支援教育課長
 スクールバス1台の増車費用でございますけれども、入札の状況により異なるため一概に回答はできませんけれども、今年度実施いたしました海老名支援学校の入札実績ですと、1台当たり年額約1,155万円程度の費用がかかるとなっております。

石川(裕)委員
 要望を最後にさせていただきますけれども、スクールバスの乗車について、今後も現状に応じて検討すべきという部分はあると思います。私自身はスクールバスはまだ足りていないと思っていますし、現場の地域のお声を聞くと、スクールバスは走っているけれどもリフトバスではないとか、そういう様々ないろいろな御要望もあると思います。そういう御要望になるべく沿って、子供たちもそうですけれども、その子供たちの親御さんが少しでも負担軽減になるように、このスクールバスに関しても御検討いただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。